2018 年  7 月 句会    7月 22日


吊るされし筆の四五本涼しき日   益

ホース手に旱の空を仰ぎゐる    幸子

夏雲へ臍まるだしの逆上がり    政信

虫鳴くや白き半襟つけかえて    珠恵

七月の砂に流水模様あり      ㇳヨ子 

くるぶしに際立つ早苗明りかな   弥生

美しき翅のかけらを運ぶ蟻     惇子

弟も兄も遠くて片かげり      紀子

床格子よりの水音洗ひ鱧      一










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